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ネット証券を複数口座開設するメリット・デメリットは?

ネット証券の口座開設をする際、複数の証券会社を比較・検討する方が多いでしょう。手数料体系やサービスの違いなどがあり、どのネット証券を選んで良いか?迷ってしまいます。

そこで、本記事では、複数の証券口座を開設する選択肢について解説していきます。複数の証券口座を開設することのメリット、また注意点やデメリットなどを解説していきます。

国内にはたくさんの優れたネット証券があるので、注意点などを頭に入れつつ、複数のネット証券を口座開設し、投資パフォーマンスの向上を目指していきましょう。

ネット証券を複数口座開設するメリット

ネット証券を複数口座開設することは、以下のようにたくさんのメリットがあります。

複数口座開設するメリット
  • 投資情報・投資商品に応じた最適なサービスを受けられる
  • 手数料が最も安い証券会社を利用できる
  • IPOの当選確率が上がる
  • 家族で複数口座持てば優待も複数楽しめる
  • システムトラブルの時に対応できる

複数の証券口座を持つことで、各ネット証券で違う手数料やサービスを、投資商品や投資方針によって使い分けることができます。また、IPOをたくさんの口座から申し込める等、様々なメリットがあります。

以下、一つ一つのメリットを詳しく見ていきます。

投資方針に応じて最適なサービスを受けられる

各ネット証券には、様々な独自のサービスがあります。そのため、複数の証券口座を開設しておくことで、たくさんの証券会社の独自サービスを利用できます。

また、各ネット証券で様々なお得なキャンペーンが行われているので、キャンペーン特典を狙って証券口座を変えて利用するのも賢い手段です。

私自身も、最適な環境やキャンペーンを求めて、ネット証券をハシゴする時が結構あります。地味な作業に見えますが、投資で確実なリターンを得るために欠かせない作業です。

各ネット証券のキャンペーン比較は、以下の記事をご参考ください。

https://net-shoken.com/campaign/campaign-hikaku/

手数料が最も安いネット証券を利用できる

各ネット証券では、投資商品によって手数料が違います。例えば、以下の表は、各ネット証券の国内株式の手数料を、取引額毎に比較した表です。

証券会社 \ 約定代金10万円20万円50万円100万円
岡三オンライン証券無料無料500円800円
SBI証券無料191円429円762円
楽天証券無料191円429円858円
GMOクリック証券230円230円430円860円
松井証券無料300円500円1,000円
むさし・トレジャーネット1,200円1,200円1,200円1,200円
マネックス証券2,500円2,500円2,500円2,500円

各ネット証券で手数料が少しずつので、複数口座を持つことで、最適な手数料で取引を行うことができます。例えば、20万円以下であれば岡三オンライン証券で無料で取引できますし、その他の価格帯であれば、他のネット証券を利用することもできます。

各ネット証券の詳細な手数料比較は、以下の記事をご参考ください。

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IPOの当選確率が上がる

IPOは、たくさんの証券会社から申し込むことで、抽選の可能性を広げることができます。例えば、A社・B社・C社の3社でIPO抽選が行われている場合、A社しか持ってない人に比べて、A・B・C社全ての口座を持っている方は、その分、IPO当選のチャンスが多くなります。

複数の口座からIPO抽選に参加する場合、資金管理が大変ですが、岡三オンライン証券では、事前入金なしでIPO抽選に参加できるので、資金管理の心配をせずに、他のネット証券と併用してIPO抽選に参加できます。

IPOに強いネット証券の選び方、比較ランキングは、以下をご参考ください。

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システムトラブルの時に対応できる

稀なことですが、証券会社では、システム障害などで取引ができなくなることがあります。その場合、いくつかの証券口座を開設しておくことで、A社がダメでもB社で取引できる、というような状況を作ることができます。

家族で複数口座持てば優待も複数楽しめる

家族で複数の証券口座を別名義で作っている場合、家族の名義分株主優待を楽しむことができます。

一般的に株主優待は、100株(1単位)保有の方に企業から優待がプレゼントされます。この場合、200株を保有しても優待品を一つしかもらえませんが、お子様など複数の証券口座を開設し、100株ずつ保有することで2名義分の優待をもらうことができます。

一部のネット証券では、未成年口座の開設もできるので、お子様の証券口座を作って見ても良いでしょう。未成年口座は、以下のネット証券から口座開設できます。

デメリットは?

ここまで、複数の口座を開設するメリットをあげてきましたが、逆にデメリットはないのでしょうか?あえてデメリットを上げるとすれば、以下の2点で、手間がかかるという点です。

デメリットは?
  • 各口座のアカウント・資金管理が手間
  • 損益通算(税金・確定申告)が手間

複数の口座を開設すると、各口座でIDやパスワードができますので、これらを忘れないようにしなくてはいけません。また、投資資金がどの口座にどの程度入っているのか?確認するのも手間に感じる方もいるかもしれません。

口座間の損益通算は、各口座で特定口座(源泉徴収あり)を選んで投資して入れば、原則必要ありませんが、A口座では利益が上がっており、B口座で損失が出てる場合は、A・B口座で損益通算を行うと、節税になることがあります。

これらの手間が、複数口座のメリットと比べて小さいと感じるのであれば、複数のネット証券を口座開設しても良いですが、デメリットの方が大きいと考える方は、一つの証券口座に絞って取引を行うと良いでしょう。

投資初心者の方などは、初めは1つの証券口座に絞って取引を始めるのが良いかもしれません。

まとめ|おすすめの組み合わせは?

このように、ネット証券・証券会社を複数口座開設することには、たくさんのメリットがあります。口座管理や確定申告時の手間が出る可能性がありますが、個人的にはそれらの手間と比べると、メリットの方が大きいと感じています。

複数口座開設するメリット
  • 投資情報・投資商品に応じた最適なサービスを受けられる
  • 手数料が最も安い証券会社を利用できる
  • IPOの当選確率が上がる
  • 家族で複数口座持てば優待も複数楽しめる
  • システムトラブルの時に対応できる

ちなみに、複数口座を開設する際のおすすめは「SBI証券」と「岡三オンライン証券」です。

SBI証券は、シェアNo.1の総合ネット証券として全ての投資商品の取引が行えるので、口座開設しておきたい証券口座です。SBI証券を口座開設しておけば、国内外の株式・ETF・債券、株主優待など全て取引可能です。

SBI証券 公式ページ

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